トイレのフタが割れた、直す?直さない?

トイレリフォーム

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トイレのフタが割れた、直す?直さない?

便器のフタは
意外に微妙な存在で
中には
本体に付属しているものだから
そのままにしてあるけど
普段はまったく閉めないから
実際には必要ないと
考えている方もいらっしゃるかと思います。

実際に公衆トイレの中には
最初からフタがついていないのも
あります。

また、ネットにも
フタは閉めないで
という書き込みが見られます。

一方で、フタを閉めないのは
ドアを開けっ放しにするのと一緒
という書き込みも見られます。

このトイレのフタですが
現在は樹脂製のものが多く
時折、割れたり、破損したりしてしまします。

トイレの電球を換えようとして
強度がありそうな端に乗ったけれど
誤って真ん中を踏み割ってしまった。

急いでスリッパを履こうとしてつまづき、
フタに手をついて割ってしまった。

あるいは、自動開閉フタが故障して
開かなくなってしまった、
なんてこともあるでしょう。

それでは、万が一
自宅のトイレのフタが破損した場合
“放っておく”“はずしてしまう”などの
対処方法はまちがっていないのでしょうか。

「トイレのフタの由来」

もともと、ヨーロッパでは
トイレにフタをして
イス代わりにしていたそうです。
座って足などの身繕いをするのに
使っていたようです。

また、日本でも
和式トイレが主流で、
まだ、くみ取り式が多かった頃には
臭い対策や、モノの落下対策のために
フタをしていたそうです。
“臭いモノにはフタ”の発想ですね。

そんないきさつもあってか
自然とトイレには
フタがつくようになったようです。

「なぜトイレにフタをするのでしょうか」

モノの落下を防ぐ

当然のことながら、
フタをしていれば
便器の中にモノが落ちることはありません。
高齢者の中には、入れ歯を落としたなんて
笑えない話もあるのですから。

特にホテルなどに多く見られる
3点式ユニットバス
(トイレ、洗面、バスタブが一カ所にまとまったもの)
の場合は重要です。
洗面ボウルの周囲から転がったものが
便器の中に真っ逆さまという事故が起きてしまいます。
トイレに落とした洗顔用品や
整髪料を使わなければならないとしたら
あまり気持ちの良いものではありません。
日頃から、トイレのフタを閉める習慣のない方は
要注意です。

素早い消臭

特に消臭機能が付いたトイレでは
便器内の空気の流れによって
消臭するものが多くあります。
フタをすれば、
この空気の流れが邪魔されず
早めの脱臭につながります。

節電効果

ヒーター付きの便座は
寒いときに心地よく座ることができる
たいへんありがたいものです。
たいていの場合、
いつトイレを使っても暖かいように
このヒーターを
いちいち切ったりはしません。
むしろ、ヒーターの方で
一定の温度に達したら
発熱量を抑える仕組みになっています。

したがってフタを閉めて
放熱を防げば
発熱量も抑えられ
節電につながります。

それが多くの家庭で実行されれば
ひとつひとつの節電量はわずかでも
結果的に社会としてのCo2削減につながり
さらには地球の温暖化抑制へと結びついていきます。
夏の災害級の暑さから逃れるための
我々にできることのひとつでもあります。

消音

公衆トイレの中には
大きな水音を立てながら
流れるものもありますが、
最近の家庭用は
水の勢いよりも
流れ方で流すタイプが主流のため
以前ほど音はしなくなりました。
それでも
フタをした方がさらに小さな音になります。

細菌を含む水しぶきの防止

トイレの水を流すとき、
細菌を含んだ目に見えない程度の
水しぶきが飛び散ることがあるようです。
さらにこの飛沫は長時間漂うという報告もあるので
フタをして流せば防止効果があります。

ただ、場合によっては
流した後に汚れが付着していないか
もう一度開けて確認したいこともありますよね。

一時的にモノを置き場になる

先述の、ホテルなどによくある
3点式ユニットバスでは
タオルや着替えなどの
置き場に困ることがあります。

バスタブの周囲はシャワーが掛かる可能性があるし、
洗面の周りにはすでに水が残っている。
床に置けば、自分の水滴で濡らしてしまうかもしれない、
そんな時、少し高さのある便器のフタは
ちょうど良いモノ置き場になります。

配水管からの臭い防止

まれに便器の底の溜まり水が減って
配水管からの臭いがすることがあります。

溜まり水は下水や浄化槽からの
臭いを抑えたり、
外からの虫などの進入を防止する
大切な役目を担っています。

長期間使わなければ
この水が蒸発してしまうことがあります。
フタをしておけばある程度は防ぐことができるので
旅行などで長期間家を空ける時は
必ずフタを閉めておくようにしましょう。

フタがあれば閉めておくのがマナー

開けっ放しという言葉は
あまり響きの良いものではありません。
“ドアの開けっ放し”“冷蔵庫の開けっ放し”
などを想像していただければ
ご理解いただけるかと思います。

「開けっ放しにする理由」

触りたくない

特に公衆トイレなどでは
フタとはいえ便器本体に近い場所に
触れるのに抵抗を感じる方が
少なからずいらっしゃるようです。

中を見て驚きたくない

これも公衆トイレでありそうなことですが、
開けた瞬間に流されていない汚物が見えたり
中が激しく汚れていたるすれば
とても不快な気持ちになります。
それがイヤで、最初からチラ見できるように
開け放しを望む方もいらっしゃるようです。

「まとめ」

自分の家のトイレのフタが壊れた場合、
やはりすぐ修理、交換した方が良さそうです。
フタの開け閉めに関しては
家庭のトイレにおいては
閉める方が無難ではないでしょうか。

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