キッチンリフォーム
目次
皆さんはシステムキッチンやミニキッチンと
並ぶキッチンの種類のうちのひとつ、
セクショナルキッチンをご存知でしょうか？
現在はキッチンというと一般的なのは
システムキッチンですが、今もなお
セクショナルキッチンを選ぶ家庭が
後をたちません。
どうして選ばれ続けているのか、その
理由となる特徴とメリットやデメリットを
リフォーム費用と併せてご紹介します。
まず、セクショナルキッチンの
他のキッチンとは異なる特徴を
見ていきましょう。
“組み立て式の”という意味のある
“セクショナル”という言葉が名前に
含まれているセクショナルキッチンは
各設備が別々のユニットとなっており、
それらを並べて作られている
キッチンを指します。
レストランなどで使われている
業務用キッチンも同じユニット型のキッチンで、
独立したユニットを並べて
ひとつのキッチンとして使用します。
システムキッチンがあるにも関わらず
未だに選ばれるセクショナルキッチンが
持っているメリットとは
どのようなものなのでしょうか？
セクショナルキッチンはユニット型のため、
設備の組み合わせを
自由に決めることができます。
部屋の形に合わせて設置できるため
柱があって通常のキッチンが
設備できない場所にも設置が可能です。
設備の配置を入れ替えられるのはもちろん、
ユニットごとに異なる色を選べるので
個性的な自分だけのキッチンを
作りたい人にはおすすめです。
通常のシステムキッチンでは、設備に
不具合が発生すると部分修理あるいは
キッチン自体の交換が必要となる
場合もあります。
しかし、各設備が独立している
セクショナルキッチンの場合は
不具合が発生した設備の
ユニットだけの交換が可能です。
不具合が起きたユニットを新しく交換
すればキッチンの見た目も新しくなるため、
変化を楽しめるのもひとつのメリットです。
セクショナルキッチンは
比較的安価な値段に設定されており、
設置費用も抑えることができます。
前述の通り、交換が必要な際も
丸ごと交換する必要がなく
部分的に交換できるため、もしもの時の
交換費用も抑えることが可能です。
システムキッチンほど機能はいらないから
費用を抑えたいという家庭には
ピッタリと言えるでしょう。
選んでから後悔しないために
デメリットも併せて見ておきましょう。
やはりセクショナルキッチンで目に入るのは
ユニットとユニットの境目。
手の入らない僅かな隙間には
ちょっとした食品カスや水、
油などが入ってしまうかもしれません。
それらを放置すると悪臭や害虫、
腐食や錆の原因になる可能性も考えられます。
使用後にしっかり手入れをすれば
問題ありませんが、掃除が苦手な人にとっては
デメリットだと言えるでしょう。
ユニットを組み合わせて作る
セクショナルキッチンは
パーツごとにサイズが決まっており、
オーブンや食洗機などのビルトイン設備を
取り入れることができません。
そのためどうしても設置したいなら
オーブンレンジや据え置き型の食洗機を
設置する形になり、
作業スペースを狭めてしまう場合も。
機能的なキッチンを求めているのであれば
セクショナルキッチンは
向いていないと言えるでしょう。
では比較的安価なセクショナルキッチンは
どのくらいの費用で
リフォームできるのでしょうか？
まずセクショナルキッチンのユニットは
設備内容にもよりますが
1つ5千円〜1万8千円程度とされており、
工事費用は8万円〜20万円程度で
総額12万円〜40万円でリフォームが可能です。
こちらはあくまで参考費用となり、
グレードやリフォーム業者によっても
費用は異なるため、業者へ
依頼する時に一度確認しましょう。
3種類あるキッチンのうちのひとつ、
セクショナルキッチンは
システムキッチンが当たり前とされている
今もまだ選ばれているキッチンです。
それぞれの設備が
独立したユニットとなっているのが特徴で
部分交換が可能であったり、
組み合わせが自由なことから
個性的なキッチンを作れるのが魅力。
そしてリフォーム費用も抑えられるため、
安くておしゃれなキッチンを目指すなら
セクショナルキッチンを選びましょう。
