お風呂リフォーム
目次
多くのお湯を使う入浴は節約のために
シャワーで済ませている家庭も多いでしょう。
では実際、シャワーだけの入浴と浴槽に
お湯を溜める場合の光熱費は、どれほど
違いがあるのでしょうか。
ここでは2つの入浴方法による光熱費の違いと
入浴にかかる光熱費の節約方法について
ご紹介します。
まずは浴槽にお湯を溜めた場合にかかる
光熱費から見ていきましょう。
1回浴槽にお湯を溜めた場合、ガスと
水道を合計して約100円〜180円程度
必要と言われています。
そのうち水道代は40円程度で
費用のうちの多くがガス代です。
具体的な費用はガスの種類やガスプラン、
給湯器の能力や浴槽のサイズ、
そしてお湯の温度によって異なりますが
一般的に浴槽1杯分の光熱費は
シャワーを15分〜20分程度浴びる時の光熱費に
相当するとされています。
シャワーを浴びるだけの場合、先述の通り
15分〜20分程度で浴槽1杯分の光熱費がかかります。
つまり、冬場温まるために20分以上ゆっくりと
シャワーを浴びると浴槽にお湯を溜めるより
光熱費がかかってしまいます。
しかし、浴槽にお湯を溜めた場合は
汚れを流すためにシャワーも使用するため、
寒い日以外はシャワーだけで
入浴を済ませる方が光熱費の節約になる
場合が多いと言えるでしょう。
浴槽にお湯を溜めると、シャワーだけで
済ませた場合より多くの光熱費が
かかってしまいます。
しかし、お湯に浸かることでしか
得ることのできないメリットもあります。
温かいお湯に浸かると血管が広がり、
水圧によって血行が促されるため
血行が良くなる効果があります。
血行が良くなると疲労解消効果があるのは
もちろん、冷え性の改善やむくみの
改善効果もあり、身体の緊張や凝りも
ほぐれやすくなるといった健康面での
様々なメリットがあります。
お湯に浸かるとゆっくり過ごすことが
できるというのもメリットのひとつです。
仕事が忙しかったり、家事や育児に追われて
いても、お湯に浸かると身体の芯まで温まり、
リラックスすることができます。
考えが行き詰まった時にはお湯に浸かることで
新しいアイデアが浮かぶこともあるでしょう。
しかし長風呂は禁物。
長めに浸かりたい場合は半身浴にして
こまめに水分を取るようにしましょう。
シャワーだけの入浴は光熱費を抑えられる
他にもいくつかのメリットがあります。
シャワーを浴びるだけの入浴は、
ゆっくりリラックスできない代わりに
素早く洗うことができるため、
時間がない時や忙しい時にも
サッと入浴を済ませることができます。
入浴時間が短ければ光熱費はもちろん、
時間の節約にもなるため
他のことに時間を回すことが可能に。
ゆっくりしたい時だけ銭湯や温泉に行く
というのも良いでしょう。
浴槽にお湯を溜める場合は、
浴槽の掃除やお湯の温度を維持するための
風呂蓋の掃除が必要となります。
しかし、シャワーであれば汚れることも
少なくその手間を省くことができます。
シャワーの水が跳ねるため、全く汚れない
わけではありません。
使用している場合よりは汚れにくく
掃除する場合も手間は少なく済むでしょう。
では最後に入浴にかかる光熱費を節約するのに
効果的なリフォームをご紹介しましょう。
節約したいけど浴槽にお湯を溜めて入りたい
という場合は浴槽を節水効果のある
エスライン浴槽に交換するのがおすすめ。
少ないお湯で浴槽をいっぱいにできるため、
節約しながらも肩まで浸かって
ゆっくり入浴することができます。
シャワーヘッドを節水型に交換すれば、
どちらの入浴方法であっても節約が可能です。
目の細かいものはもちろん、
吐水・止水ボタンが手元にあるものなら
こまめにお湯を止められて節約になります。
水圧の高いシャワーも一気に汚れを
流すことができて節約にはおすすめです。
給湯器を省エネ型に交換すれば
浴室だけでなくお湯を使う様々な部分で
節約効果を得ることができます。
光熱費を抑えられて環境にも優しい
省エネ型給湯器は種類によって
異なるメリットが他にもあります。
メリットやデメリットを比較して
家庭に合ったものを選びましょう。
たくさんのお湯を使う浴室では、
光熱費が気になる方も少なくないでしょう。
浴槽にお湯を溜めたの光熱費は、
シャワーを15分〜20分使用する時の
光熱費に相当すると言われています。
そのため短い時間で入浴を済ませられる
夏場はシャワー、
温まるのに時間がかかる冬場は
浴槽にお湯を溜めるのが良いでしょう。
夏でもお湯に浸かりたい家庭や、
さらに節約したい家庭は、節約のための
浴室リフォームがおすすめです。