お風呂リフォーム
目次
暑い夏は入浴をシャワーで済ませる
という家庭は多いかもしれませんが、
暑さで疲れが取れにくかったり、
冷房で冷えやすくなるこの季節こそ
湯船に浸かるのがおすすめです。
そして湯船にお湯を溜める場合には
浴槽のお湯の温度をキープする
風呂蓋が役立ちます。
風呂蓋がなぜ便利なのか、その理由と
選び方についてご紹介します。
まずは風呂蓋が持つ役割と、風呂蓋の
メリットを見ていきましょう。
風呂蓋が持つ役割として1番に挙げ
られるのは、お湯の温度を保つ
保温効果です。
風呂蓋をすることで蒸気を閉じ込めて
お湯を冷めにくくしてくれるため、
追い焚きをしなくても
温かいお湯に浸かることができます。
もう1つ挙げられるのが湿気や
カビの予防効果。
風呂蓋で蒸気が上がるのを防げば
蒸気による湿気を抑えられるため、
カビ対策にも役立ちます。
保温効果と湿気やカビの予防効果、
2つの役割を持つ風呂蓋は
どのように選ぶと良いのでしょうか?
そのポイントは以下の4つとなります。
現在販売されている風呂蓋は、
次項でご紹介する3つの種類があります。
それぞれにメリットデメリットがあるため、
比較して家庭に合うものを選びましょう。
風呂蓋は浴槽のサイズに合わせて
選ぶことが大切です。
事前に浴槽のサイズを確認して
合うものを選ぶようにしましょう。
最近では風呂蓋にも様々な機能性を持たせた
商品が登場しています。
好みに合った機能を持っている
便利な風呂蓋を選びましょう。
風呂蓋に使われる素材は主に3種類で、
素材ごとに異なる特徴を持っています。
素材にも注目して風呂蓋を選びましょう。
ポイントの1つ目、風呂蓋の種類と
それぞれの特徴を見ていきましょう。
部分的に折りたたむことができる
折りたたみタイプはコンパクトで軽量、
そして安価なのが特徴です。
ただし、衝撃を受けると割れてしまう
可能性があり、隙間のゴムにカビが発生
しやすいので注意しましょう。
2枚あるいは3枚の板を
繋げて蓋をするタイプです。
保温性が高いというメリットがあり、
フラットなため手入れもしやすく、
入浴時に机がわりとして使うこともできます。
しかしコンパクトに折りたたむことは
できないため、収納の確保が必要となります。
昔ながらのシャッタータイプは
くるくると巻いて蓋を開けられるため
開閉がしやすいのがメリット。
子供や高齢者の力が弱い方でも
簡単に開けることができます。
ただ細かな凹凸によって汚れが溜まりやすく
掃除が面倒というデメリットがあります。
風呂蓋で蒸気を閉じ込めるためには、
ポイントの2つ目、浴槽に合った
サイズを選ぶことが必須です。
浴槽のサイズを測るときのポイントは
浴槽の外径を測ること。
浴槽の外径より少し大きめの風呂蓋を
選べば小さくて浴槽内に落ちてしまう
ということはないでしょう。
ポイント3つめの風呂蓋の機能性を
チェックしていきましょう。
最近の風呂蓋の多くに備え付けられているのが
抗菌・防カビ機能です。
抗菌機能や防カビ機能付きの風呂蓋は
汚れにくい分手入れがしやすく
清潔に保ちやすくなります。
他にも強力な保温機能を持ったものや
軽さを極限まで軽くしたものなどがあります。
最後のポイントは風呂蓋に使われる素材です。
特徴を順番に見ていきましょう。
最も多く風呂蓋に使われている
定番の素材はプラスチックです。
プラスチック製風呂蓋のメリットは
耐久性に優れながらも安価で
種類が豊富な点が挙げられます。
軽量で扱いやすいところも
魅力だと言えるでしょう。
アルミと樹脂を組み合わせた
アルミ樹脂複合板は、主に組み
合わせ式に使われている素材です。
素材の中では最も保温性に優れているため、
保温性を考えて選びたいという方には
おすすめの素材となっています。
風呂蓋の中にはヒバやヒノキといった
天然の木製素材を使ったものもあります。
これらの木製素材には
抗菌効果があると言われており、
耐久性にも優れていると言えるでしょう。
木製素材の風呂蓋を活用する際は
使用後にしっかり乾燥させる必要があります。
疲れを癒し、冷えた身体を温めるためには
湯船に浸かって入浴することが大切です。
そして、湯船にお湯を溜める際には
保温や防湿、防カビ効果の期待できる
風呂蓋を取り入れると良いでしょう。
風呂蓋には様々な種類やサイズ、
機能や素材があります。
浴槽のサイズを確認し、扱いやすく
家庭に合った風呂蓋を選んで取り入れましょう。