お風呂リフォーム
目次
入浴をシャワーだけで済ませる人が
増加している現在、需要が
高まってきているのがシャワールームです。
浴槽のないシャワールームは省スペースで
軽くシャワーを浴びたい時や
ペットのシャンプーをする時などに役立つ
セカンドバスとしても人気となっています。
ここではそんなシャワールームを選ぶ際に
参考にしたいデザインや選び方などを
ご紹介します。
まず、シャワールームにはどんな特徴が
あるのか改めてチェックしていきましょう。
シャワールームとは浴槽のない
シンプルかつコンパクトな浴室のことで
海外の住宅では多く見られる設備です。
日本ではお湯に浸かる文化があるため、
シャワールームはセカンドバスとして
設置されることが多くなっています。
シャワールームは浴室が設置できないような
狭いスペースにも設置できるのが魅力で
基本的に水栓と照明、排水設備や排気設備など
浴室として必要なものは備えられています。
シャワールームには浴室と同じように
在来工法とユニット工法の
2つの種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
在来工法とはいわばオーダーメイドのこと。
こだわりのある自分だけの空間を作りたい方に
おすすめの造り方となっています。
壁や床はもちろん、設置する設備内容なども
自分で決めることができるため
設置場所が複雑な場合や
特別な素材を使いたい場合にも
理想のシャワールームを作ることが可能です。
しかし、その分費用と工期が
多くかかってしまうのが難点。
また、壁や床をその場で組み合わせることから
隙間ができやすいというデメリットも。
ユニット工法は在来工法とは異なり、
必要なパーツをあらかじめ工場で造って
設置場所で組み立てるという方法です。
壁や床、設備内容の詳細を
自身で決めることはできませんが、
その分費用や工期を抑えることができるため
手軽にシャワールームを取り入れたい
という方におすすめとなっています。
また、工場で造られていることから
継ぎ目に隙間が生まれづらく、
防水性に優れているのもメリットです。
では次にシャワールームのデザインや
選び方を見ていきましょう。
ホテルなどで全面ガラス張りの
シャワールームを見たことがある方も
多いのではないでしょうか？
スタイリッシュな印象のガラス張り
シャワールームは、インテリアとしての
役割も持っており、清潔感や
高級感を演出することができます。
おしゃれなシャワールームを設置したい
という方にはおすすめです。
しかし、全面ガラスだと手入れが大変で
手入れを怠ると水垢などが発生して
曇ってしまうので注意が必要です。
コンパクトなシャワールームを
広々と使いたいのであれば、
洗面所やトイレと繋げてしまうのも
良いでしょう。
ひと続きのスペースにすることで
各スペースを広く取ることができます。
トイレとは別が良いという場合は
洗面所とシャワールームだけを繋げる
という方法もあります。
また、ドアをつけずに仕切りだけ設ける
という方法もおすすめです。
おしゃれなシャワールームにしたいなら
シャワーをホース付きのものでなく、
固定式のものにするのもおすすめです。
おしゃれな固定式シャワーは
まるで海外の住宅のような印象を
与えることができるでしょう。
また、固定式シャワーであれば手を動かさず
全体にシャワーを浴びることができるため
両手を使うことができる上、
水の節約にも役立ちます。
家庭にシャワールームを取り入れる際は
以下の点に注意するようにしましょう。
シャワールームは浴槽がないだけで
通常の浴室と同じように
防水面には注意しなければなりません。
特に在来工法で作る場合は
隙間が生まれやすいため要注意です。
設置する際には事前に水漏れや
排水音に関しても相談するようにしましょう。
シャワールームは比較的狭いスペースにも
設置することができますが、
狭くても0.25坪は必要となります。
シャワールームを設置する際には
設置したいシャワールームのサイズと
設置場所の広さを
あらかじめ確認しておくことが大切です。
シンプルで省スペースなシャワールームは
入浴をシャワーで済ませる人や
セカンドバスとしても人気となっています。
そんなシャワールームを選ぶ際には
防水性やサイズを考慮した上で
他のサニタリーとの組み合わせや
設備内容を確認することが大切です。
家庭に合ったシャワールームを取り入れて
快適に使用できる便利な空間を作りましょう。
